お客様探訪
第5回 NE.大倉
食器・器具・グラス洗浄機
2009年4月10日取材
徳尾商事の各種製品をご利用いただいているユーザー様の声を伺う『お客さま探訪』。
第5回は大倉山にあるジャズとワインとお料理のお店【NE.大倉】さんです。 大倉山から夜景の見える時間にお話しを伺いました。
メニューが存在しない創作料理のお店 NE.大倉
_NE.大倉さんは何とお読みするのですか?
「ね、おおくら」と読みます。

_変わった名前ですよね、名前の由来は?
平成20年「子(ね)」の年にはじめましたから。
「いいね。」、「そうね。」と同意するときの「ね。」 その優しい気持ちと言葉の響きを込めました。
_ところで、こちらにお店をオープンする前は何をしてらっしゃったのですか?
事務の仕事をしていました。そのときに人生の転機がきまして・・・。
以前から食に関する事が大好きでした。「フードデザイン」という料理教室をやっていました。ケータリングの料理の依頼も受けていました。ケータリング料理は大変ですよ。 ケータリングは「これはできない」は許されないですからね、お客様の要望に応えないといけないので。ジャンルは和洋中を問わずです。
生徒さんは主婦だったり、CAFEの経営者など様々です。口コミで旭川から通ってくる生徒さんもいらっしゃいました。
料理内容は生徒さんと一緒に考えながらメニューを決めていたんです。


_お店に入るとグランドピアノが目に飛び込んでくるんですが、弾いたりするんですか?
たまに弾きます。お客様がいないときとか(笑)。
不定期ですがピアノ生演奏ライブなどもありますし、気のあったお客さま同士でセッションしていただいたりと色々です。 JAZZだったり、クラシックだったり。

_NE.大倉さんはお店のジャンルとしてはどの位置づけなんでしょうか?
難しいですね。ホームページにはカフェレストランとあるんですが、私自身店の人という感覚ではないので
居間にいて「おかえりなさい」と迎える様にお客様に接したいですね。
他にもライブイベントがあったり、料理教室があったりと何かにくくるのは難しいですね。

タコの燻製、バジルペースト、愛媛の無農薬レモン、オリーブ
_ところでお店にメニューが無いようなんですが?
お昼のカフェメニューは決まっているとしても基本的にメニューはありません。
その時に仕入れた旬の食材でお出ししています。
メニューはありませんが、お客様にあったメニューをと心掛けています。
初めて来ていただいたお客様には好みをお聞きしながら料理しますし、 2度目のご来店時には、「NE.大倉会員」として『食のカルテ』をお作りします。
お客様のその日の体調や気分でも変わってきますしね。
夜のお食事は基本的にご予約いただいています。 料理研究家、ワインエキスパートとしてイベントに出たり店が不在の時がありますので夜は出来るだけ予約してほしいですね。
_ワインエキスパートですか、ソムリエとは違うんですか?
ワインエキスパートは日本ソムリエ協会の資格ですが、ソムリエ、ワインアドバイザー、ワインエキスパートと一次試験は共通ですが職業によって資格の呼称が違います。
私はお店を始める前に資格を取ったのでワインエキスパートです。他にもCSW(Certified Specialist of Wine)というアメリカの資格も持っています。
というのも、ひとつの葡萄から作られるワインがおもしろくなってきたんです。
ワインには一滴の水も入っていない。一生、解ることは無い楽しい世界のような気がして。

_ワインはお店にどれくらいあるんですか?
お店には常時20種類ぐらいのワインを置いています。
ワインに合わせて料理を作るよりも料理に合わせてワインをお出しすることが多いんです。
コースで組むときは和食がメインですし。和食を愛していますから。 ワインに合わせて料理をアレンジしたり。
それもすべて『相手を知る』事から始まるんです。

_ひとりひとりのお客様を大事にしながら心配りをする究極の創作料理なんですね。
私がお料理を提供している以外に自分自身がすごくやってて楽しいことがお料理教室なんです。 お料理教室は4~6人ぐらいの少人数でやります。私の勉強にもなりますし。

ワインは最も歴史の古い酒の一つとされ、紀元前6000年頃にメソポタミアのシュメール人により初めてワインが作られたといわれる。ギルガメシュ叙事詩には、古代メソポタミアで伝説的な王・ギルガメシュが大洪水に備えて箱舟を造らせた際、船大工たちにワインを振舞ったというシーンがある。
メニューが存在しない創作料理のお店 NE.大倉
_そもそもウィンターハルターの食器洗浄機を知ったきっかけは何だったんですか?
ワインの勉強をしていた『石川尚美チーズサロン』に置いてあった食器洗浄機にひとめ惚れしたんです。
以前からドイツ製品が好きでドイツ製のディスポーザーを使っていたんですが、20年間壊れなかったんです。 部品を取り寄せて交換とかはありましたけど、モーター関係のものはすごくいいというのは知っていたので「ああやっぱりドイツだな」って思ったんです。
それからは『石川尚美チーズサロン』に行くたびにワインどころではなく食器洗浄機ばかりみてました。
「いいなあ、やっぱりドイツだなあ」って。
それで徳尾さんと話しをしたときに「この洗浄機は元は戦闘機部品を造っていた会社の製品なんです」という言葉を聞いてもう心は動かぬものとなりました。
ワイングラスの拭き上げがいらないということもすごく魅力でした。
洗浄機のためだけに純水器を使うというのはこだわりですよね。価格については考えるところもありましたが、他のものでは代替にならないという強い思いがあって、買わなければずっと後ろ髪を引かれると言うか・・・。
ウィンターハルター社グラス洗浄機 [GS302B]
_使っていて不便に感じたこととかありますか?
最初はスイッチを入れてから準備完了までの時間が長く感じて気になっていました。
今はそんなに気になっていません。慣れたんですね、大体このくらいって逆算してスイッチを入れています。 あとは、たまにワイングラスを漂白しなければならないところ。


_どうしても目に見えない汚れの蓄積はありますからね。逆にここは便利と感じたこととかありますか?
料理教室が終わった後に生徒さんが洗うという作業があるんですけども、食器洗浄機を使っています。それはスタッフにしても精神的な負担を取り除きます。 洗う作業を機械にまかせてその時間を違うことに使うことができますから。
選んだときははっきりと明確なものは無かったんですが、使ってみてやっぱりこれは間違いなかったと確信しました。 なぜならひとめ惚れしたんですから(笑)。

_これだけ惚れ込んでもらえると機械もうれしいでしょうね。ありがとうございます。
メニューが存在しない創作料理のお店 NE.大倉 _NE.大倉にいらしてワインを飲んでいたお客様にお店の印象を聞くと「落ち着きがあってお店の趣味がいいですよね」とおっしゃってました。
メニューも名前もない創作料理をご提供する『NE.大倉』さんでした。
今回、訪問したNE.大倉について
NE.大倉
札幌市中央区宮の森4条12丁目8-60 
TEL:011-827-5337
営業時間:
昼11:30~15:30
夜17:00~22:00(ラストオーダー20:30)
定休日:
月曜日
その他、イベント等で不在になる場合もございますので、お電話でご確認下さい

お問い合わせ・ご予約は011-827-5337までご連絡ください。
Home Page
http://www.ne-okura.com
■設置機器
・ウィンターハルター社製グラス洗浄機GS302B
PROFILE
牧 みちこ
【北海道岩見沢市生まれ】
1977年5月7日生
生まれも育ちも倉敷、ずっと坂津。双子の兄と共に塗装会社に始まり、飲食店、野菜加工工場とマルチに展開する。
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