お客様探訪
第6回 株式会社 群栄青果センター
乾式自動皮むき装置
2009年6月13日取材
 
徳尾商事の各種製品をご利用いただいているユーザー様の声を伺う『お客さま探訪』。
第6回は群馬県高崎市で青果の加工・卸をされている『株式会社 群栄青果センター』さんです。
代表取締役の髙橋雄一社長にお話をお伺いしました。
 
皮むき野菜などをお届けする加工工場 群栄青果センター
   
 
 
_まずこちらの、会社の概要をお聞かせください
主な内容は野菜の加工・仲卸になりますね。
平成3年法人化したのをきっかけに、今の体制になりました。
そのままの野菜ではなく皮を剥いたり、芯を取ったりと調理する手間を省く加工野菜を納入しています。
納入先としては、スーパーさん、コンビニさん、学校給食センターさんなど群馬県内のお客さんが中心ですが、地方への発送や小口の対応もしています。


_取扱の原材料はどのようなものになりますか?
ジャガイモ、玉葱、人参、里芋、サツマイモなどの根菜類が主になります。メインはジャガイモですね。大根、レタス、キャベツなど産地直送で取扱しています。

_1日の生産量はどのくらいになりますか?
平均すると5トン~6トンぐらいですかね。最盛期になると8トン~9トンぐらいを処理することもあります。 ですから、人の手だけでは対応できなくなってきたこともあり機械を導入しているんですが、種類も多く、最終確認もやっぱり人ですし、まだまだ機械だけではできないこともありますので、パートさんの力を借りて運営しているんですよ。従業員は現在54名で、そのうち43名がパートさんです。

_それだけの人数の従業員さんを抱えれるってすごいですね。
別にすごくはないですよ(笑)。パートさんの方が来てくれるから商売が何とか成立しているというところです。

_工場にいた女性の方たちはパートさんですか?
工場の芽取りの工程にいた人たちはパートさんです。全員ではないですけど。
まだまだ、芽取りなどの加工は人の手に頼るところが大きいので人数をかけて丁寧な仕上げをお願いしています。
また、パートさんたちは、交代制でお願いしていますね。皆さん家庭があったりで、家事や育児など時間の都合に合わせてお手伝いしてもらっています。ですから、全員が出勤してのフル稼働ということはあまりないことですね。

_いや、でもすごいです。パートさんの負担も結構ありますね。芽取りの工程においての簡易芽取り装置は現在開発中ですので改めてご提案させていただきます。
 
 
 
 
_乾式自動皮剥き装置導入のきっかけはどういったものでしたか?
以前は湿式の(水を使いながら皮をむく)皮むき装置を使用していたんですが、きっかけとしては「排水の問題」でしたね。
かなり水を使用するのと、だんだんと排水に対しての規制が厳しくなってきたのとそれにかかるコストを考えて何か良いものはないかと考えていたときに紹介されたのがきっかけでした。

_乾式自動皮剥き装置を導入されて良かった点・悪かった点などあると思いますが率直な意見お聞かせください
そうですね、第一は処理能力が良くなったことですね。 一日平均5~6tの処理をするんですが新しいイモでも古いイモでも十分な能力を発揮してくれます。従来の湿式では剥けなかった硬いものでもしっかり剥けますしね。 ただ、難点といえばドラムの磨耗や清掃性ですかね。 ドラムの磨耗に関しては、湿式では機械の部品交換に年間100万ぐらいのコストがかかっていたのでそれ以下になるのは大変嬉しいですね(笑)。2年もたせられれば更にいいですよね(笑)。 清掃性については、朝の機械始動時と夕方の機械終了時では、剥け方に少し差が出てきますね。ドラム内部に留った皮などのカスにより剥けづらくなってきますね。清掃時間がもう少し圧縮できればまた、効率的には良いものになると思いますよ。
 
   
 
 
_なるほど。ご利用いただいているユーザーさんでないと分からない貴重なご意見ありがとうございます。ドラムの磨耗については原料の投入前の簡易洗浄で解決できると思いますので、今後提案させていただきます(笑)。ところで、歩留まりなどの製品精度はいかがですか?
機械から出てきた歩留まりはあまり気にしていないのではっきり分からないですけど、今のうちの場合は目取りなどの処理をした後の製品歩留まりは73%~74%というところでしょうか。
この歩留まりは新しくても古くてもあまり変わらないですね。ただ、歩留まりを意識というよりも全体の製造工程でどうかが私たちは重要なんです。
「白いものは、白く(変色がない)」「皮むき製品は皮の剥き残しがないこと」。当たり前のことなんですが、これが重要ですね。
この2点についても満足していますよ。


_色々お褒めいただき、ありがとうございます。社長、正直に言って下さいね(笑)。社長が考える今後の製品開発とかありましたらお聞かせください?
加工食品として何か新しいものを作るという考えは今のところないですね。
食品の原材料の加工をする中でより良いものをユーザーさんに提供するために無駄をなくしていきたいと考えています。同時に安全性にももっと気を使って行きたいと思っていますね。徳尾さんのところでやっている電解水にも興味がありますし・・・。


_では、それも一緒にご提案させていただきますね。 最後にですが、乾式皮むき装置の利点・欠点を改めてお願いします。
利点は、やはり皮剥きに「水を利用しなくなったこと」「硬い芋でも処理能力が落ちないこと」「皮むき後の変色がないこと」ですね。今まで、剥けなかったものが剥けるようになり、製品としての精度も上がった。これはとても重要なことですね。それとは裏腹なんでしょうが、原材料が新しいイモでも古いイモでも歩留まりがあまり変わらないことが少し気になります。また、継続的に使用していったときのドラムの消耗によるランニングコストですね。この点も気になるところです。

_歩留まりの調整とドラムの耐久性は改良した新型ドラムで対応できると思います。これも改めてご提案させてください。
_本当にありがとうございました。本日いただいた貴重なご意見を元にまた、製品開発に役立てたいと思います。

_ところで全然話は違うんですが、外にあるあのバギーは社長のですか?

(笑)あれは趣味の一つでね・・・・・
 
髙橋雄一氏はオフロードレースを趣味にもち、機械に精通。数々のレースで表彰台に上るほどの実力です。
 
 
 
今回、訪問した群栄青果センターについて
 
株式会社 群栄青果センター

群馬県高崎市吉井町本郷470-3
TEL:027-387-5857

 
群栄青果センター
大学在学中より家業であった現在の加工業をスタート。外国語学部卒業というインターナショナルな社長。モータースポーツ2輪4輪共に趣味としているスポーツマンでもあります.

1972年生まれ

 
■設置機器
・乾式自動皮むき装置DP-2000
 
TOP