オゾン油脂分解装置O3アシスト
O3アシストとは
O3アシストとは
外食事業用グリストラップ内の油脂をオゾンにより水溶性物質に変え、油脂をさらさらの状態にして、配水管の油脂による詰まりを予防し、清掃作業の軽減・悪臭解消・害虫予防するシステムです。
O3アシスト設置前と1週間後の比較動画
UVランプ方式のため従来のプラズマ方式と違い外気の温度や湿度に影響される事無く安定した低濃度純粋オゾンの生成ができ、人体に非常に有害な窒素酸化物の生成も無く安全です。
設置後は、ほぼカゴのゴミ処理をして頂くだけで面倒な操作は必要なく、約2年に一度のUVランプ交換とブロアーポンプの消耗品交換のみで、とても経済的です。
※UVランプの交換時期は機種や使用方法によって変わります。
油脂分解装置はコンパクトですが、グリストラップ容量約1トンまで対応できます。
防雨型のため設置場所を問いません。注)効果は設置環境により異なります。
システム
O3アシストのシステム
本装置は、紫外線(オゾン線)を空気中にある酸素分子(O2)に照射し、空気成分の21%を占める酸素だけをオゾン化するオゾン生成装置とそれを送り出すエアーポンプの組合せで出来ています。 生成された低濃度純粋オゾンは専用の配管よりグリストラップ内に均等に散気され、グリストラップ内にある油汚れ等の有機物に接触し、オゾンの酸化力により水溶性の物質へと瞬時に変化します。又、水中でほとんどのオゾンが反応するため残留性がありません。
オゾン油脂分解システムの原理
  1. エアポンプから送り込まれた空気中の酸素が、オゾン発生器の紫外線ランプによってオゾンに変わり、散気管を通してグリストラップ内に送り込まれます。
  2. 水中のオゾンに触れた油を含む調理カスは、まず油脂とほかの有機物に分離。
  3. 分離した油脂分は浮上し、槽に溜まっている間、オゾンの酸化作用を受け続けて分解し、水溶性となって流出します。
  4. 底に溜まった調理カスも、エアリフト効果によって、水中で繰り返しオゾンと接触して分解され、微粒子になって流出します。
オゾンの特性
オゾン(O3)は酸素原子(O)が3つ結合した状態のもので、自然界に存在する物質です。非常に不安定な気体で、すぐにO2とOに分解し、高いエネルギーを持つO(活性酸素)は結合相手を求め、それが酸化作用となって油脂や有機物を分解します。オゾンの酸化力は塩素よりも強くフッ素に次ぐ力をもっています。また、脱臭にも強力な効果があります。
余剰オゾンは自然に分解して無害な酸素になります。生成物は酸化物で新規の毒性がありません。
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